Nikeさん制作のオフィシャル作品を疑ってみる

昨日の左手作品、実はうごメモ上で右手で描くより時より
線が綺麗になっちゃってるんですよね。
この制作方法で右手を使ったら邪道かなあとか思いました。
で、不意にNikeさんのうごメモの制作法に疑問を持ってみたりします。
ちょっと危険なエントリーかも。
だが男にはやらねばならぬ時が（略

・・まず、以下は決定的な証拠の無い個人的な憶測ですが。

実はNikeさんの作品、PCで作画、編集したものを
うごメモで加筆して作っているんじゃないかと思いまして・・。

いくつか作品がありますが、今月18日にアップされた、
「シュートで火を付けろ」を見てみます。

主線の微妙な強弱、効果線のかすれ具合は、「左手アニメ」に良く似ています。
回転するボールとその周辺のみ、うごメモ上でタッチを加筆しているように見えます。
動きの面を見ると、広範囲をなめるように映すカメラワークやズーム、
細かいスライドの多用等、うごメモ上では非常にやりにくい処理が多用されています。
これはFlashやAfterEffects等の、タイムライン編集が出来るツールを使わないと
難しいのではないかと思います。

作品的には見せ方も動きもすばらしい事には変わりないんですけど
（仮に上記のような方法で作られていた場合）、
オフィシャルな場で「うごメモ上で作る事を否定」して
高価なツールを使った作品を公開するのは、少々問題なのではないかと思います。

ちなみに数年前に流行ったFlashアニメについてこんな事を書かれている方もいます。
（やや古い記事です）
http://macalie.iza.ne.jp/blog/entry/438592/
＞Flashアニメで凄いと言われている作品の
＞殆どは、絵を他のソフトで描いていたり3Dを使ったりしている。
＞利点はあるにしても完成品だけを見るとFlashを使う必然性を感じない。
＞作画力の高さなんて言うまでもない。

作品を素直に見れない僕の方がけがれてるのかもしれませんが・・。